こんにちは。
早いもので、2019年も10月となってしまいました。
今年は、結構な量の断捨離をしました。
といっても、不用品や断捨離することにした服や靴は未だに、我が家に放置されたままになっています。
実は、今月引っ越しをすることになったので、この機会に、家財道具も含め、不用品をすべて寄付することにしました。
ブログを読んでいると、オンラインで不要になった服や靴、家庭用品などを販売して利益を得る人が増えているようですが、なんせ私たちは無精者。
それに、引っ越しの準備もしなくてはいけないので、1か所にドッバーとすべてまとめて寄付したほうが楽ということで、8月末に、Salvation Amryにピックアップの予約をすることにしました。
不用品を引き取る慈善団体や会社
Salvation Army
Salvation Armyは、1865年に英国のメソジスト教会の牧師が設立し、現在では、130ヵ国で、社会福祉施設、教育機関、医療施設を運営しています。
日本では、宗教法人救世軍と社会福祉法人救世軍社会事業団として知られているようです。
Salvation Armyは、奉仕活動をするための資金調達を様々な形で行っています。
その一環として、まだ使用可能の不用品を引き取り、それを販売することで、資金調達をしています。
米国で、Salvation Armyの不用品ピックアッ・アップの予約は、こちらのサイトからできます。
いつものように、Salvation Armyのピック・アップ予約サイトにアクセスし、都合の良い日を選び、住所等の必要事項を記入し、寄付する品物をリストしました。
混んでいるのか、8月末に予約しても、10月半ば過ぎまで予約がとれませんでした。
すると、なんと、寄付する品物に応じて、ピック・アップ手数料が発生するとのこと。
今回は、ベットルームセット(クイーンサイズのベットフレーム、マットレス、ナイトスタンド、ドレッサー)のピックアップをお願いしているので、そのためなのかしら。
寄付をするのに、ピック・アップ手数料が合計500ドルだって!
今までは、こんなことはなかったのに。
そこで、他の団体にもいくつかコンタクトしてみることにしました。
Housing Works
ニューヨーク市を拠点とした非営利団体で、AIDSとホームレスを支援しています。この団体は、2010年の地震後のハイチへの支援をしたことでよく知られています。
ここは、家具は無料でピック・アップしてくれるのですが、ベッドやマットレスは扱わないとのこと。
衣料品は、Housing Worksが運営している古着屋へ自分でもっていく必要があります。
残念ならが、私のニーズには合いません。
City Opera Thrift Shop
40年以上、ニューヨーク・オペラを支援している慈善団体です。
古着、アクセサリー、家庭用品等をThrift Shopへ持っていくか、無料のピックアップを依頼することもできます。
ここも、ベットやマットレスは扱ってくれませんので、ボツ。
Junk Luggers
不用品をすべて希望する慈善団体に運んでくれます。
Junk Luggersは、慈善団体ではないので、無料ではありません。
そのほかにも、引っ越しのお手伝いもしてくれます。
寄付をするのに、数百ドルもの費用を払うつもりはないので、こちらもボツ。
Pickup Purple
この団体は、衣料品、アクセサリー、リネンのみの寄付品を無料でピックアプしてくれます。寄付された物品は、古着屋等で販売し、その利益をBataya Girlsというユダヤ人の10代の女子を支援する団体の運営資金にしているようです。
オンラインのピックアップ用紙に、住所、電話番号、e-mailアドレス記入します。そして、寄付するものを一般に市販されているゴミ袋にいれ、ゴミ袋の数も記入します。
そうすると、翌日にe-mailで、次のピックアップの日を知らせてきます。
予約したピックアップの日の午後12時までに、自宅の入り口のところにゴミ袋を出しておくようにと指示があります。
ゴミ袋には、「Pick Purple」と張り紙をして、入口のところに出しておきます。
家具を含むすべての寄付品を一度に1か所に寄付をするのは無理そうなので、衣料品のみPick Purpleにピック・アップしてもらうことにしました。
指示通りに、午前中にゴミ袋を4袋を入口のところに出して置きました。
日中には、取りに来ませんできたが、夜9時ごろに、ピックアップ・トラックのドライバーからゴミ袋が出されているかの確認の電話がありました。
実際にピックアップしてくれたのは、真夜中過ぎてからのようでした。
それから2週間後ぐらいに、寄付の確認とお礼の手紙がe-mailされてきました。
とてもスムーズなプロセスだったので、おすすめです。
衣料品の寄付は無事に終わりましたが、ベット・セットをどう処理するかが決まっていません。
捨てるにしても、日本と同じで、粗大ごみは勝手にゴミとして捨てることができません。
しかもマットレスとボックス・スプリングは重いので、業者にでも頼まなければ捨てるに捨てられない。
それだったら、格安で売って、バイヤーにピック・アップをしてもらえばどうだろうか。
オンライン・ショップを利用して売る。
中古家具の売買を専門に扱っているオンライン・ショップを検索し、まずはKaiyoとAptdecoで販売してみることに。
Kaiyo
Kaiyoは、ニューヨーク市を中心として、ニューヨーク州全般とニュージャージ州やコネチカット州の一部でサービスを提供しています。
Kaiyoは、中古家具をピックアップ(場所によっては有料)してくれ、必要であれば、リフィニッシュしてから販売をしてくれます。
共同で販売するというコンセプトで、利益をシェアします。
最初にオンラインで、家具の名前、ブランド、コンディション、小売価格(証明する必要あり。)、利益シェアの希望割合(割合が低いほうが、引き受けてくれる可能性が高いとのこと。)、家具の詳細と写真を提出します。
Kaiyoは、質の良い売れそうな家具しか扱っていません。
ここで学んだのは、ニューヨーク州は、中古のマットレスは販売禁止になっているということ。
また、ベットセットとしてではなく、各家具を別々に販売したほうが売りやすいということでした。
販売希望をした中古家具をKaiyoが審査の結果扱うことに同意すると、中古家具をピックアップしてもらえます。
ピックアップしてもらると、家具の管理は自分でできなくなります。
また、ある期間内に売れなかった場合は、家具を返却か希望の慈善団体に寄付してくれます。
マットレスは個別に販売できないので、Kaiyoを利用するのは一時中断することにしました。
Aptdeco
Aptdecoも、ニューヨーク市とその近辺が中心で、場所によってはNJへも配達してくれます。
こちらのサイトは、自分で、オンラインに中古家具の詳細をアップします。
商品が売れた場合は、Aptdecoの手数料と家具の運送代金が差し引かれ、残高が売人の利益になります。
売れるまでは、家具は自分で管理できるし、オファーがあっても断ることはできます。
Aptdecoでも、マットレスは販売禁止なので、ベットフレーム、ナイトスタンド、ドレッサーを個別に販売する手続きをして様子をみることに。
まだ、マットレスとボックス・スプリングの処理方法が決まっていないので、他にルートを探す必要があります。
そこで、地域の情報交換をするサイトであるCraigslistを使ってみることにしました。
Craigslist
Craigslistは、売買だけではなく、地域ごとの住宅、仕事、サービス、イベント、コミュニティー情報がオンラインで掲載されている全世界で多く利用されているサイトです。
日本でも知られているみたいですね。
売買をする場合は、すべて自己責任となるので、利益シェアの必要がありません。
まずは、マットレスとボックス・スプリングを無料で提供し、コミュニティーの反応をみることにしました。
それと同時に、ベットフレームとマットレス/ボックス・スプリングをセットとして掲載してみました。
利益シェアもないし、もともと寄付するつもりだったので、かなりの格安の値段にしました。
すると、どうでしょう。
無料のマットレス/ボックス・スプリングよりも、ベットフレームとマットレス/ボックス・スプリングセットの掲載に対する問い合わせが、次から次へと10人からありました。
中には、ベットフレームと同じコレクションのナイト・スタンドやドレッサーはないのかと問い合わせも。
ありがたい問い合わせ。
同時に、Aptdecoに掲載したベットフレームを購入したいという方からメッセージがありました。
Aptdecoで、手数料と運送料を差し引かれることを考慮すると、Craigslistで、格安の値段で売っても利益は、ほぼ同じ。
処理方法に困っていたマットレスとボックススプイングを一緒に購入している人に、自宅まで取りに来てもらいました。
バイヤーも、とても喜んでくれたので、Win Winシチュエーションです。
後で、Craigslistで他の人たちが掲載している類似の家具を見てみると、コンディションが悪くても、結構高値で売りにだしていました。
問い合わせをくれた人達が、私が掲載したベットセットは、有名ブランドで、写真でもコンディションがよいのが分かり、格安だったのでほしかったと言ってくれました。
もう少し、値段を上げてもよかったかなと後で思いましたが、目的は、無料で引き取てもらうことだったので、ハッピーエンド。
また、Salvation Armyに寄付をするのに手数料を払わなければならなかったことを考えると、なんともお得なディールでした。
これに味をしめ、寄付するか捨てるつもりだった他の小さな家具もCraigslistに掲載したら、 簡単に売れてしまいました。
Eコマースの力はすごい。
Craigslistで販売した場合は、品物の取引をバイヤーと直接するので、めんどくさいですが、我が家では不用品になった物を喜んで購入してくれるバイヤーと会えるので、楽しいです。
もちろん、どんな人がコンタクトしてくるかわからないので、気をつける必要はあります。
オンラインで売ることが楽しくなってきたこともあり、ほぼ使っていないブランド物の靴やカバンも売ることに。
Craigslistでは、あまりブランド品は扱われていないようなので、日本の知り合いに聞いたことがあるMercariを利用してみることに。
また、Craisglistは、地域ごとの情報交換なので、アクセス者数は、限られてしまいますが、Mercari, Ebay、Amazon, Poshmark, thredUPは、全米の利用者がアクセスしています。
Ebayやアマゾンで購入することは頻繁にありますが、出店するのは初めて。
Mercari
アメリカでは、メルカリのことを聞いたことがなかったので、利用者がどのくらいなのか心配でしたが、登録や手続きがシンプルで、手数料も10%なので、オンライン・ショップの初心者には利用しやすいです。
一番最初に掲載した未使用のMichael Korsのおしゃれな夏のサンダルは、100人以上のViewがあり、1日で売れてしまいました。
また、Callawayのゴルフ・バッグも掲載した翌日に、「Sold」となりました。
実は、このゴルフ・バッグは、Craislistにも一度掲載しましたが、No Dealでした。
なので、最近まで、今月半ばにSalvation Armyに寄付するリストに入っていました。
寄付するつもりが、メルカリでの販売額は、Craislistに掲載した額の3倍以上でした。
手数料や郵送料を差し引いても、利益があります。
メルカリも、購入者とメッセージのやりとりをすることができます。
最初のサンダルは、慣れた購入者が、郵送方法に関して指示をしてきたので、初心者の私には助かりました。
メルカリは、全米の利用者が対象なので、販売網がかなり広いですよね。
最初の購入者は、コロラド州在住、二人目は、ワシントン州在住でした。
バイヤー二人とも、値段の交渉をしてきたので、今後は、その辺を考慮して値段の設定をしたいと思います。
メルカリの場合は、自分で郵送手続きをしなくてはいけないので、FeDexと使うか、米国の郵便サービスを利用するか、またどのように梱包すればよいか(ゴルフ・バッグのようなもの)を考えてしまいましたが、慣れれば問題はないでしょうね。
メルカリは、ブランド物を出店すると反応が早いようです。
現在、有名ブランド以外も衣料品を出店していますが、どうなるか楽しみ。
今後も積極的に出店していきます。
まとめ
これまでは、不用品は、捨てるか寄付するかの選択でした。
今後は、物を大切に扱い、リサイクルを兼ねて、メルカリやその他のオンラインに出店していきたいと思います。
それと、最近になって、Salvation Armyの手数料がなくなっているのに気づきました。
もしかしたら、8月、9月は、人が移動する時期なので、不用品を寄付する人が多かったのかも。それで、手数料があったとか。
引っ越し前に売れ残ったものは、Salvation Armyに寄付します。
まあ、手数料のおかげで、不用品をリサイクルして、利益を得るという結果となりました。
一石二鳥ですね。