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ハリウッドのセレブが大学不正入学に関与

お題「最近気になったニュース」

 

 今日は、お題のひとつである「最近きになったニュース」に関して、書いてみました。

 

名門大学への不正入学事件

 

このところ、ニュースを賑わしているは、ハリウッド・スターや大手企業のCEOなどの富裕層者が、自分の子供を名門大学に不正入学させた事件です。

 

米国では、富裕層者が、名門大学に校舎のひとつが建つほどの巨額の寄付金をすることによって、子供をその大学に入学させるというやり方は昔から有名です。

 

親の寄付金のおかげで、名門大学を卒業した友達が数名いますが、合法なので、これまでに問題になっていません。とりあえず、本人も優秀で、卒業後も自立して活躍しているので、当然のように社会に受け入れられています。

 

もちろん、名門大学を卒業していても、中には自立できないご子息やご令嬢もいるようですが、生活には困らないので、特にメディアはとりあげられていません。

 

 

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最近、米国メディアでとりあげられているのは、ハリウッド・スターが詐欺行為によって、娘や息子を名門大学に入学させた事件です。もちろん、これは、氷山の一角にすぎませんが、有名人であるために、メディアに注目されてしまうのでしょう。

 

ニュースによると、50名以上のセレブや富裕層者が、大学入試の不正行為に関わったとして訴追されました。

 

女優Lori Loughlinのケース

その一案件として、テレビドラマ「Full House」でレベッカ役を演じた女優Lori Loughlinと旦那さんであるファッション・デザイナーのMossimo Giannulliは、二人の娘をUSC (University of Sothern California) に入学させるために、大学入学コンサルタントを雇い、賄賂として、約5千6百万円を支払った罪で3月に逮捕されました。保釈金約1億一千万円を支払い、現在は保釈されています。

 

名門大学への不正入学の手口

手口としては、

1.大学のクルー・チームのコーチとグルになり、クルーの経験がないにも関わらず、履歴を偽造し、チームの一員とみせかけるの写真を写し、スポーツの特待生枠としてUSCに入学させた。

 

2.賄賂の支払いを、チャリティー寄付金と見せかけた

 

違法だとしらなかった。

Lori Loughlinは、コンサルタントに頼り、言われたとおりに行動しただけで、詳細は知らず、娘たちを名門大学にいれるために賄賂を支払うのが、違法だと知らなかったと証言しています。

 

娘たちには、分からないように策略したといっていますが、娘の一人は、大学入学の願書の記入していないとのことです。本当に、娘のオリビアは、何もせずに名門大学に入れたと思っているのでしょうか。

 

富裕層の人のなかには、自分たちの特権として、お金ですべてが解決することができると信じている人もいます。

 

Loughlin夫妻も、犯罪を犯す意図は全くなく、娘たちを名門大学に入学させる手助けとして専門のコンサルタントにお願いをしただけで、違法として訴追されるとは想像もしていなかったようです。

 

確かに、富裕層の人達は、必要であれば多額の資金を支払ってでも、自分たちの夢を手に入れようとするので、そこに付け込んだビジネスをしているコンサルティングに引っ掛かったとも考えられます。

 

また、Ivyリーグの大学やその他のアカデミックで有名な大学は、通常、スポーツ・チームはトップレベルではないケースが多いです。そのために、大学側としても、スポーツ・コーチの推薦であれば、学校の宣伝のために、スポーツ特待生として入学させてしまうことが多いようです。トップレベルではないチームのコーチにしても、例えば、トップレベルのフットボールやバスケットボール・チームのコーチの年俸は億単位というのも珍しくないので、自分たちの年俸と比べると、つい賄賂に目がくらんでしまったとも考えられます。

 

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感想

親として、娘や息子を名門大学に入学させたいという願望は、誰でももっていると思います。

セレブや富裕層の人達の特権は、周りに優秀な人達が沢山いるはずですので、賄賂を支払う以前に、他の形で、子供にメリットのある手助けをするべきだったと思います。

 

米国の大学入学の審査基準は、学校や共通試験のテストの成績だけではなく、課外活動やボランティア、自分の生い立ち等、様々な内容を総合して審査されます。

恵まれた環境で育っていれば、子供の頃から、普通の学生が経験できないことも体験しているでしょうし、セレブの子供であれば、モデルや子役などの経験がある場合もあります。もちろん、チャリティーやボランティアにしても、普通の学生が経験できないボランティア活動もできるはずです。

大学入学の共通試験にしても、ニューヨークでもよくありますが、親が早いうちから、試験専門の家庭教師を雇って、高い点数をとるための傾向と対策をすることができるはずです。

もちろん、子供が全く勉強に興味がないのであれば、大学進学を無理にさせる必要もありません。

大学への推薦状にしても、著名人のもとで、ボランティアやインターンをさせることで、有力者からの推薦状を得ることもできるはずです。

子供のために、お金をかけることを惜しまないのであれば、子供を育てている過程で、大学入試に有利になる経験をさせてあげるべきです。

 

子供の頃に、フロリダ州のテニス・アカデミーに行ったことがあります。全世界から、プロを目指して、トレーニングにきている子供たちが多いですが、なかには、全くテニスに興味がない子供もいました。

 

その子供達は、普通の学校での成績が悪かったため、(中には、地元の学校を退学になった子供もいました。)、富裕層の親が、見栄で、子供をテニス・アカデミーに送り、地元の学校に通わないのは、テニスのプロを目指していると世間に言いたかったからのようです。ちなみに、私はプロは目指していませんでしたが、夏休みのキャンプで3週間ほど行かせてもらっただけです。

 

親が、お金の力で子供の進路を決めることで、子供の将来は保障されるのでしょうか。