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亡くした友達の思い出の記念碑

こんにちは、

 

今週末は、曇り空でしたが、とても気持ちの良い気候だったので、ハドソン・リバー・パークを散歩しました。

 

ハドソン・リバー・パークは、マンハッタンの南はバッテーリー・パークから、北は59th通りまでの川沿いの細長い公園です。

 

距離にすると、8キロぐらいです。

 

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ハドソン川公園の地図

 

ハドソン川沿いには、レストラン、バスケットボール・コート、テニスコートサッカー場、バッティングセンター、子供の遊び場、犬の遊び場、カイヤック場、スポーツ施設、重要記念物、植物等、見るものが沢山があるので、長距離歩いているのを忘れてしまいます。

距離があるので、はき易い靴は必須です。

 

ピア49あたりを歩いていると、

I can sail without wind; I can row without oars.   But I cannot part from my friend without tears.

という詩が刻まれた細長いベンチが目に入りました。

 

日本語訳をすると、

風がなくても航海できます。オールなしで船を漕ぐことができます。でも、涙無くして友達と別れることはできません。

 

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航海に始まり、遭難か何かの理由で友達との別れなんて、川(海)沿いに相応しい詩だなと思い、少し調べてみることにしました。

 

この詩は、スカンジナビアフォークソングから引用されたとされているようです。

 

Lawrence Swehlaというニューヨーク市の学校の先生の考案によって、エイズで多くの人達を亡くしたコミュニティの喪失感に敬意を表するために記念碑を作る計画が生まれましたそうです。ただ、資金集めにかなり苦労したようです。

AIDS Monument Committeeが中心となり、ニューヨーク市、Hudson River Park Trustの協力のもと、2008年にハドソン・リバー・パークにこの記念碑が建てられました。 2008年11月30日に除幕式が行われています。

 

ニューヨーク市のWest Villageは、ゲイの人口が多いことで有名で、この地域の住人は、多くの友達をエイズで亡くしているとのことです。

 

この記念碑は、West Villageから近い元ピア49があったあたりに建てられ、エイズで亡くなった人達のシンボルとなっています。

 

このベンチに座って、川を眺めながら、昔の思い出に浸ったり、亡くした人のことを思い出すことができるという意味で、この場所が選ばれたようです。

 

理由は関係なく、家族や友達を亡くすというのは、誰にとってもとても悲しいものですね。