ご自分のスマイル(歯並び)に満足していますか。
私は1年ほど前から矯正をしていて、たまに、「どうして矯正しているの?」と聞かれることがあるので、自分の経験をまとめることにしました。
矯正をした理由
10代の時に八重歯を矯正するために、1年半ぐらいメタルの矯正をしました。その時に歯医者さんから、矯正した歯並びを維持するために寝る時にはめるリテーナーについて教えてもらわなかったために、年齢とともに、八重歯と前歯が少しシフトしてきていました。
歯がシフトすると、噛み合わせにも影響します。
そんなに目立つほどではなかったですが、6、7年前に写真に写った自分のスマイルを見た時から、歯並びがかなり気になっていました。
そんな時に、歯並びがきれいな友達が、子育てが終わってから矯正をしたということを知り、思い切って前向きに大人の矯正を検討してみることにしました。
審美矯正方法の選択
最近ではハリウッドスマイルと言われる真っ白で、きれいな歯並びの人が増えています。短期間できれいなスマイルを手に入れるために、自分の歯を小さく削り、その上から白いクラウンを被せるという方法を選ぶ人もいるようです。
また、矯正していることを気づかれないように、歯の内側に矯正装置をつけ、ワイヤーを通すやり方を選択する大人も多いようです。
私は、自分の健康な歯は残したかったのと、人に気づかれずに矯正をしたかったので、透明のマウスピース矯正のインビザラインを選びました。
インビザラインの専門歯科を選ぶ要因。
まずは、私の歯の状態がインビザラインに適しているかを知りたかったので、知り合いから紹介してもらった歯医者さんやインターネットで調べた歯科医に無料のコンサルテーションをしてもらうことにしました。
インビザラインは、比較的に新しい矯正方法なので、歯医者さんの経験と値段が決める重要な要因となります。
歯医者さんの役割は、歯並びや噛み合わせ、その他にクラウンやブリッジなどがあるか、歯茎に問題がないかなど、矯正に適しているかを判断します。
歯医者からの情報(レントゲン、歯型、口全体の写真)をもとに、ラボがコンピューター・シュミレーションで、アライナーを作っていきます。
10代や20代で、軽度の矯正であれば、歯医者さんを通さなくても、ラボと患者さんが直接やりとりをすることで、コストを下げることもできます。
私の場合は、年齢的に矯正力に対する歯の組織の反応が遅いため、歯医者さんが歯にアクティベーターという歯と同じ色のポッチをいくつかの歯に貼り付けて、歯を動きやすくする必要があるので、経験のある歯医者を選ぶ必要がありました。
歯医者さんの中には、割引をすることで、集客する歯医者さんもいました。
大人の矯正には、保険が使えません。
あと、定期的に歯医者に通うので、行きやすい場所の歯医者を選ぶのが便利です。
費用はお医者さんによって異なりますが、大人の矯正は65万円から100万円が相場のようです。時間がかかったりすると、追加料金が発生する場合もあります。私は、追加料金がなしの100万円の投資をしました。
治療中の注意点
最初に歯型を取ってから3週間後に、最初のアライナーが出来上がります。1度に3セットのアライナーを受け取るので、6週間に1回歯医者へ通い、新しいアライナーのセットを受け取り、問題がないかを確認します。
私の場合は、自宅で2週間ごとに新しいアライナーに交換します。
アライナーは、理想的には、毎日21時間以上つけっぱなしにする必要があります。(長時間の食事会に参加する時などは、6時間ぐらい外している時もありますが、年に数回です。)
メタルの矯正と違い、自由に外せるので、長時間外していると自己責任で矯正が順調に進まなくなる場合もあるようです。
食事をする時やお水以外の飲み物を飲む時には、アライナーを外します。
虫歯や歯周病にならないように、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯肉の境界線をしっかり磨きます。
インビザライン矯正のメリットとデメリット
メリット
- 歯並びが良くなる。
- 正しい噛み合わせができることで、体の健康につながる。
- スマイルに自信が持てる。
- 間食をしなくなるので、体重が増えない。(私は、3キロほど痩せました。)
- 色のついた飲み物を飲まなくなるので、歯が白くなる。
- お水を良く飲むようになるので、健康に良い。
- 矯正をしていることを人に気づかれない。
デメリット
- コストがかかる。
- 結果が出るのに時間がかかる。
- 長時間装着している必要がある。
- 歯に負担がかかる。(痛む時もある。)
- しゃべる時に発音がしにくいこともある。
- 歯磨きをこまめにする必要がある。
結論
まだ矯正をしている最中なので、最終的な結論は書けませんが、今のところ、インビザラインを始めて良かったと思っています。歯を清潔にしていなくてはいけないので、間食があまりできないので、食生活が規則正しくなっています。
あとは、話にくいときがあるので、はっきりとしゃべるように心が得る必要がありますが、大きな問題ではありません。